カゴヤVPSでSIMを立てる

シノバーSIM群は自宅サーバーで運用していますが、このたびVPSを借りることにしました。その手順をメモしておきます。

こんどのJOGツアーは Canyonにやって来ます。自宅サーバーで専用に当てられるPCが無いことと、ネット環境も心配なのがVPSを借りる理由です。カゴヤVPSの料金は日割りなので、こういったイベント用に適しています。

カゴヤVPSでSIMを立てることは、もとちゃさんが丁寧な記事を残してくれています。
KAGOYAクラウドVPS
KAGOYAクラウドVPSその2

上記記事の後、カゴヤでは KVMというサービスも始めていますが、Open VZが従来サービスの後継となります。Open VZのほうが安価です。いくつかのプランのうち最小の SSD 80GB、メモリ 1~2GBで立ち上げます。Open VZ内でのプランの変更はインストールのやり直しも無く移行できます。最小スペックで準備し、イベント当日には最大スペックにするつもりです。

手順項目の前半は以下のとおりです。
1.カゴヤVPSの申し込み
2.ログイン用認証キー作成
ここまでは費用は発生しません。もとちゃさんの記事にしたがって進めてください。ユーザーIDとパスワードを知らせるメールと、作成した認証キーは大切に保管しておいてください。

3.インスタンス作成
インスタンスの作成が、じっさいにVPSを借りることになります。インスタンスを削除することが返却にあたり、費用はインスタンス作成から削除までを日割で計算されます。

コントロールパネルから「インスタンス作成」をクリックすると、KVMと OpenVZが選べるのでタブで OpenVZを選んでください。もとちゃさんは UbuntuのLAMPパックを選んでいますが、私は Ubuntu 14.04 32bit の最小構成としました。また、ログイン認証キーにあらかじめ作成したものを選びます。

4.SSHログイン
4.1 hostsファイルの編集
SSHやFTPでアクセスする IPアドレスは、カゴヤVPSのコントロールパネルのインスタンス一覧で確認できます。たとえば 123.45.67.89 など4組の数字の並びです。これをこのまま使ってもいいのですが、めんどうくさいので、自宅PCの hostsファイルに登録しておきます。Linuxでは /etc/hosts をテキストエディタで開くと、次のような記述があるでしょう。
127.0.0.1 localhost

これに次のような1行を書き加えます。
123.45.67.89 kagoya

これで数字の羅列の代わりに kagoya というホスト名が使えます。
Windowsの場合、 hostsファイルは C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts あたりにあります。(参考ページ)

4.2 認証キーの準備
保存してあったログイン認証キーを、私の場合 kagoya.key という名前で保存してあります。このファイルをカレントディレクトリにコピーしておきます。カレントディレクトリは普通 /home/ユーザー名。Puppy Linuxでは /rootになります。コピーしたキーファイルのパーミッションを 400にしておきます。
chmod 400 kagoya.key


4.3 ログインする
カゴヤVPSのコントロールパネルからインスタンスを起動します。
自宅PC上で仮想端末を立ち上げ、次のコマンドを打ちます。
ssh -i kagoya.key root@kagoya

ログインして良いかどうかを聞かれ、Yesを返すと、パスワードを聞かれることなく VPSに繋がるはずです。

WindowsやMacの場合は、もとちゃさんのブログカゴヤのマニュアルを参照してください。

おまけ:IPアドレスが変更されたら
作成したインスタンスを削除し、インスタント作成からやり直しすると IPアドレスが変わります。 hostsファイルを使う場合は、これを書き直さなくてはなりません。またホスト名でSSHログインしようとすると、「何かおかしい」と文句を言われます。この場合は古い記録を次のコマンドで消し、やり直します。(参考ページ)
ssh-keygen -R kagoya


5.ユーザーの作成
当初 rootにはパスワードが無いので、これを設定します。
passwd root
自分で決めたパスワードを2回入力します。


rootの他に非特権ユーザーを作成します。
adduser ユーザー名

rootのものとは別に(同じでもいいけど)ユーザーのパスワードを決め、入力します。
パスワード以外にいろいろ聞かれますが、空白のままでいいでしょう。
いったん exit でSSH接続を切ります。

今後はこのユーザー名でログインすることとします。
ssh ユーザー名@kagoya
ユーザーのパスワードを入力します。

必要なときに suコマンドで rootになって作業します。
su -
rootのパスワードを入力します。

exit でもとのユーザー名に戻ります。2回目の exit でSSH接続を切れます。

このあと、必要なソフトのインストール、ファイアーウィールの設定をします。……
VPSでSIMを立てる 2
VPSでSIMを立てる 3

(初稿:18 Jun 2018, 13:27)

Posted on 21 Jun 2018, 0:31 - カテゴリ: VPS
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