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(2000年版)DVDの現状と将来 see改定新版(2001年版) 改定新版(2002年版)

MPEG-1がVideoCDのために作られたように、MPEG-2とDVDは深い関係にあります。 CD-Rが普及し、われわれ アマチュアも自作のビデオをMPEG-1でCDに書き込むことができるようになりました。 ではDVDの現状はどうでしょうか?
  1. DVD-ROM

  2. MPEG-2をパソコンで再生することが容易になり、 DVD-ROMを搭載するパーソナル・コンピュータが増えてきています。 2000年4月に発売されたゲーム機PlayStation2がDVDビデオを再生できるということで話題になっています。 これらに比べ民生用のDVDビデオプレーヤーはあまり普及していません。
    DVD-ROMは片面1層4.7GB/片面2層8.5GBであり、両面はそれぞれ倍となります。

  3. DVDメディア書き込み規格 Version2.0

  4. 以上さまざまなDVDメディアを統一する書き込み規格の Version2.0が昨年春(1999年)発効しました。 この規格での記録密度は片面4.7GBとなっています。 これに準拠する DVDは2000年5月現在、DVD-RWだけですが、これにはデジタル入出力がありません。 もちろんVersion2.0規格を読めるCD-ROMは現在ありません。 Panasonic、日立が片面4.7GBDVD-RAMドライブを6月から7月にかけての発売を予告しました。 今後の動きが注目されます。

  5. DVD-RAM

  6. 書き込みのできるDVDには現在DVD-RAMが手に届く価格で出回っています。これは古い規格のもので、片面2.6GB、両面はその倍です。 2.6GBDVD-RAMがDVD-ROMドライブで読めるかというと、Panasonicや日立などの一部機種で読めるものがあるという程度です。したがって配布には適しません。 PlayStation2では読めないようです。
    6月から7月にかけて発売が予定されている片面4.7GBDVD-RAMは発売時点では片面4.7GBDVD-RAMドライブでしか読み書きできません。 片面2.6GBのメディアは4.7GBDVD-RAMドライブでも読み書きできます。
    なお、片面4.7GBDVD-RAMメディアに録画するPanasonic DVDビデオレコーダー も同じころ発売されますが、 DVD-RWのPIONEER DVDレコーダーと同様にデジタル入出力は付かないようです。 日立のDVD-RAM搭載ビデオカメラはUSBでコンピューターと接続するというユニークなもの。
    (参考)
  7. DVD-R

  8. DVD-RAMが書き換え可能なのに対し、DVD-Rは追記しかできません。 そのくせドライブもメディアもDVD-RAMよりも高いというのはどういうことでしょうか? DVD-ROMを出版する前のトライアル版を作るための業務用として使われてきたとのことです。ところがDVD-ROMは最小でも4.7GBであるのに対し、DVD-Rは3.9GBです。DVD-ROMドライブで必ず読めるかというと、読めないものもあるそうで、完全な互換とは言えないようですし、どうも謎です。 PlayStation2で読めるという情報もあります。 DVDメディア書き込み規格 Version2.0対応についてはもっと深い謎が。 (情報募集)
    (参考) PIONEER 業務用DVD関連機器のページ

  9. DVD-RW

  10. DVD-RWを使ったビデオ録画デッキが今春(2000年)発売されました。 片面4.7GB。ところがこのデッキはデジタル録画と言いながら、入出力はアナログです。 (音声出力とCSチューナーからの入力のみデジタル) 将来はデジタルの入出力が付くのか、またコンピューターとの接続ができるようになるのかは不明です。 DVD-RWは現在のところ他のDVDプレーヤーやDVD-ROMドライブでは読めません。
    (参考)PIONEER DVDレコーダー DVR-1000 のページ

  11. DVD-RAM vs. DVD-RW

  12. PIONEERの DVDレコーダーの発売先行で若干有利に見えたDVD-RWですが、VHSがこれだけ普及し安価になっている中で書き換え可能DVDメディアのビデオレコーダーでの用途は数が限られると思われます。 パソコン用補助記憶装置として期待されるDVD-RAMがそのマスメリットでコスト的にも優位に立つことが予測されます。 片面4.7GB(version2) DVD-RAMドライブが発売されれば「買い」でしょうね。

  13. データー保存のメディアを考える

  14. DVD-RAMの1GBあたりのメディア単価は1000円程度となり、テープなどと比較しても割安のようです。 ところが1GBあたり単価という言い方をするとIDEの内蔵ハード・ディスク(HD)なら700円を切っています。 保存やバックアップならIDE-HDをケースに入れてリムーバブルにするのが現時点ではもっとも安いかもしれません。 7月発売が予告されている片面4.7GBDVD-RAMは カートリッジに収めないタイプのメディアも用意されるとのことで、将来は安価になることが予感されます。 650MBに小分けできるならばCD-Rがもっとも安価です。
    seeMPEGビデオのCD配布

  15. 伏兵 D-VHS

  16. ビデオ映像のデジタル保存では昨年登場したD-VHSも注目に値します。 VHSテープと同じ形状の専用テープにMPEG2で保存。標準でも5時間、最長で24時間の記録ができ、メディア単価もかなり割安になりそうです。 D-VHSデッキ同士デジタル(MPEG2)でダビングできます。 またVictorの最新のものではDVカメラやデッキからのデジタル録画までできるものの、その逆ができません。 コンピューターとの間でデジタル入出力できるようになれば保存メディアとして有望なものですが、 さきのDVD-RW同様、今後のほどは不明です。
    (参考)
see「DVDの現状と将来」改定新版(2001年版)
加筆 9 Jun 2000
初出 26 Apr 2000
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