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9 Oct 2001 (origin:8 Oct 2001)

パナマ空爆 - 犯罪者を捉えるやり方

1989年12月20日、北海道より少し小さい中南米の国パナマに空から陸から2万6千の米軍が襲いかかった。 独裁者ノリエガ将軍を「逮捕」するためという。

ノリエガの容疑は麻薬密輸であった。 しかしパナマの人間を、しかも一国の元首を、米国がなぜ「逮捕」できるのか? ノリエガの密輸によって大量の麻薬が米国内の流れ込み、米国民が多大な被害を被ったからだというのだけれど、、、。
goto パナマ侵攻

アフガニスタンが空爆される理由

米国政府によれば今回のニューヨークとワシントンで起きた多発テロ事件の背後にはアル・カエダという国際シンジケートが関与しており、その主謀者はアフガニスタンに在住するというビン・ラディン氏であるという。

アフガニスタンを支配するタリバーンは米国からビン・ラディン氏の引き渡し要求を受けて当然ながらその証拠を要求した。 わが国の小泉首相をはじめ英国のブレア首相など米国に協力する各国首脳はその証拠について説明を受けているが、機密事項も多く公表できないという。 米国は肝心のタリバーンにはたぶん説明していない。 米国の要求は始めから「問答無用」としており、証拠の提出を拒否したという報道(Asahi.Com 9/22など)のあと、説明を追加したとは伝えられていない。

今回の多発テロは組織的犯罪であることは確かであるし、国際的なものであることも想像がつく。 しかし今回の事件は国内線の航空機がハイジャックされ、国内の施設の突っこんだので国内犯罪として米国がその警察力で米国内を捜査し、米国の法律によって容疑者の拘束も、犯罪者を裁くこともできる。 しかしそれらはまだ捜査段階である。

この段階で他国に特定組織幹部の引き渡し要求を問答無用で行い、応じなければ武力行使するということがどうして許されるのだろう?
そしていつも罪の無い市民たちが犠牲になる。

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