- 必要なソフト
- TkScanFax I18N(国際化)対応版
- efax
efax-0.9a-001114a6以降をインストールください。
efaxの古いバージョンを使いたいときは少なくとも/usr/bin/faxを入れ換え、/etc/efax.rcをefax.rc.sample.jaを参考に変更してください。
各ディレクトリのパーミッションなども変更が必要な場合があります。
mgetty+sendfax
や, tkscanfax-1.1以降では
HylaFax
も使えるはずですが、あまりテストされていません。(レポート募集)
以下の 3,4,5 は多くの Linux ディストリビューションで標準でインストールされているだろうと思います。
- FAXビューアー:
ImageMagickに入っている displayコマンドが使えますが、
KDE環境ではkfax(kdegraphicsのパッケージに入っている)
があります。
sendfaxを使う場合はviewfax(mgetty-viewfaxなど)を使います。
- tcl, tk, tclx, tix, file, ImageMagic, ghostscript, netpbm-progs(ディストリビューションによっては libgr-progsという名になっている)
Turbo Linux 6.5/7 のTcl/Tkでは日本語表示ができない場合があります。
RedHat7.xのTcl/Tkでは日本語入力ができません。
各ディストリビューション毎の留意点
- テキスト→Postscript変換には mpageでも良いですが、a2psと psutilsの組合せのほうがお奨め
TurboLinux7などのa2psで日本語を使う場合、
設定が必要です。
各ディストリビューション毎の留意点
- tetex, tetex-latex, tetex-ptex, tetex-dvips, tetex-fonts (無くても動くが、あったほうが良い。
ディストリビューションによっては pLaTeX2e, pTeX, dvipskなどとなっている。
)
RedHat-7J/7.1の tetex-dvipsでの日本語の扱いはうまくいきません。
各ディストリビューション毎の留意点
この他は必要に応じて
- スキャナドライバ
SANEのSRPMを用意しています。
- 表紙の編集にLyXを使うには
xforms, lyxなどが必要です。
VinePlus/2.1に
xforms-0.88.1-0vl1.src.rpm,
lyx-1.0.3_jp-3.src.rpm があります。
- TkScanFaxの導入:
各ディストリビューション毎の留意点
- Tarボールからの導入
version 1.0xはINSTALL.jaを、
開発版(version 1.1.x)のインストール方法はINSTALL1.1.jaをご覧ください。
- RPMを使っての導入
(Vine, Redhat, LASER5, Turbo, Kondara 等のRedhat系 Linux )
Tarボールから rpmbuild -tb でnoarch.rpmが作れます。
(Tarボールをダウンロードしたディレクトリで。システムによってはrootでないと実行できない場合もあります。)
$ rpmbuild -tb --clean tkscanfax-*.tar.gz
(メッセージの最後の方に現れる
書き込み中: /usr/src/redhat/RPMS/noarch/tkscanfax-*-1.noarch.rpm
などという表示から、noarch.rpm の出力が置かれたディレクトリを見付けます。)
$ su
でrootになって(要rootパスワード)
# cd /usr/src/redhat/RPMS/noarch (システムによってこのディレクトリは異なります)
# rpm -Uvh tkscanfax-*.noarch.rpm
- 設定
- efax の設定
については別にまとめてあります。
コマンドラインでこれが動くよう設定しておいてください。
受信FAXを /var/spool/fax/incoming に、 送信FAXを /var/spool/fax/outgoing に、ログを /var/log/fax に置きます。またロックファイルを/var/lock/fax に作りますので、
これらのディレクトリを用意し、
パーミッションを適切に設定してください。
incomingディレクトリをuucpに所有させ775に設定する場合は
使用する一般ユーザーをuucpグループに参加させる必要があります。
- tkscanfax のパッケージは efaxを使用するよう必要な設定はだいたいできていますが、
お好みのFAXビューアーなど
/usr/lib/tkscanfax/fax-conf.tcl を適宜修正してください。
tkfax を起動すると ~/.tkscan と ~/.tkfax の2つのディレクトリが作られます。
tkfax の「設定ファイルの編集」を触ると~/.tkfax/config.tcl に設定が保存されます。
スキャンのほうは「ファイル」の「現在の設定を保存」で ~/.tkscan/.conf に保存されます。
以前のTkScanFaxを使っておられた方はその設定を可能な限り引き継ぐようになっていますが、
不都合が起きるようでしたら「標準設定に戻す」で
ホームディレクトリにあるこれらのファイルを初期化してください。
- カバーページマクロ:
/usr/lib/tkscanfax/tex/covermacro-en.tex
は英文カバーページの見本(のTeXマクロ)、
covermacro-ja.tex
は日本語カバーページの見本です。
TeXに詳しい方は自分流にカスタマイズできます。
~/.tkafx/tex ディレクトリにこれらをコピーして手を加えるとよいでしょう。
- スキャナ関係:
- スキャナを使う場合は
/usr/lib/tkscanfax 内の tkscan と tkfax の2つのファイルのスキャナドライバのところを変更してください。
root権限が必要です。
- SANE対応は mustek, epsonと sharp しかいまのところありません。 epsonスキャナドライバの設定は別にまとめたものを参考にしてください。
-
実際に動作確認しているのは以下3機種のみです(情報募集!)
| 機種 | ドライバ |
| EPSON GT-6700U | epson-scanimage.tcl |
| EPSON GT-7600S | epson.tcl |
| SHARP JX-250 | sharp.tcl |
- Tcl/Tkの日本語入力:
Tcl/Tk-8.3 では以下の操作は不要です。
Tcl/Tk-8.0.x_jp での日本語入力への切替えは標準では <Control-backslash>(Ctrlキーを押しながら'\'キー)となっていますが、
<Shift-space>(Shiftキーを押しながらスペースキー)で行なう設定にしたいときは、RPMで導入したときは/usr/doc/tkscanfax-*ディレクトリにある(Tarボールで導入したときは /usr/local/lib/tkscanfax などにある)
README.ja のスクリプトを実行してください。
コマンドラインで
$ sh /usr/doc/tkscanfax-*/README.ja
- 使い方
- 起動:
仮想ターミナルのコマンドラインで tkfax(開発版は tkfax1)と入力するか、
gnomeやKDEならパネルの「プログラム」→「アプリケーション」あるいは「ユーティリティ」の中に「FAX」があります。
- FAXの作成:
tkfax を起動すると「ヘルプ」の中に「使い方」があります。
- 送信:
送信はFineモードだけの対応です。
送信ボタンをクリックします。
ターミナルが表示され、経過をメッセージ出力します。
終ったらリターンキーを押してください。
モデムに繋がれた電話機でダイヤルする場合は相手のFAX番号は空白にしておいてください。
相手が出てFAX受信の準備ができたら「送信」をクリックし、受話器を置いて
ください。
逆に向こうから掛けてもらった電話を電話機で受け、会話のあとFAXに切り替える
こともできます。この場合も「送信」をクリックし、受話器を置いてください。
- バックグラウンドでの送信:
efaxでこの機能を使うにはプリント・スプーラーを使ってのFAX送信の設定が必要です。
efax-spooling.patchを含んだ efax-0.9a001114-0vl4.*.rpm などを導入した場合は
incoming と outgoing のディレクトリをそれぞれ設定できます。
それ以前の efaxを使う場合はこの2つに同じディレクトリ(例えば /var/spool/fax )を
指定してください。
送信動作「バックグラウンド」にチェックを入れるとこの機能が有効になり、
「送信」ボタンを押すとターミナルは現れず、いったん送信待ちに送られ
バックグラウンドでFAX送信が行われます。このことで以前の送信が完了しなくても
次の送信作業ができることになります。
相手先が話し中などのときは時間を置いて自動的に再送信が試みられます。送信が
完了したかどうかは「送信待ち」を見ることで分かります。中断したいときは
そのジョブを指定し削除してください。
送信箱 では TkFaxで送信したものだけでなく、
プリントコマンドを使ってFAX送信したものも確認や中断が行えます。
- 手動受信:
FAXが掛かってきたら
「受信」ボタンをクリックします。
モデムに繋がれた受話器を取っている場合は「受信」ボタンをクリックしたあと受話器を置いてください。
受信FAXは「受信済み」に保存され、
表示、印刷、保存、転送などができます。
- ポーリング受信(こちらから掛けて受信する)は tkscanfax単独ではサポートしていませんが、モデムに繋がれた別の電話でダイヤルして相手先が繋がった状態で「受信」ボタンをクリックすればそれに相当することができます。
- 自動受信:
efaxはバグフィックス版efax-0.9a001114-0vl3.{src,i386}.rpm 以降をお使いください。
efaxの自動受信設定をしておくと
自動受信すなわち掛かってくると自動的に応答、
受信が終ると回線を切断します。受信FAXは手動受信と同じように「受信済み」に保存され、
表示、印刷、保存、転送などができます。
- わかっているバグ
- 表紙作成でタイトルなどに'\'(半角のバックスラッシュまたは円記号)は使えない。本文中はOK。
- 受信エラーがあったとき「受信済み」に読めないファイルが残る。ERRと表示されるので手動で削除してください。
- Colorモードでは(FAX用としては)スキャンできない。これは仕様です。
- ガンマが効いてない?
- mgetty+sendfaxとの組合せテストが十分できていない
。(テスター募集!)
Red Hat Linux 7.1 で sendfaxとの組み合せで動作したという報告があります。
- その他いろいろ。
- 連絡先 :
動いた、動かない、こうしたらなどテスト結果やご意見は Linux掲示板へ、あるいは
tkscanfax <shino@pos.to>
宛てお送りください。
- TkScanFaxのバージョン
- お使いのディストリビューション名とバージョン
- efaxのバージョン
- モデムの型番
- スキャナをお使いの場合は機種名と、
コマンドライン上で
$ scanimage --help
としたときの出力結果
などをお知らせください。
開発版では「ヘルプ」のところから「システム情報」が取り出せます。
- 今後:
- mgetty+sendfaxサポートのテスト、HylaFAXのサポート。
- スキャナやプリンタに対する機能の充実
(参考リンク)