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DVDを見よう! (ogleの導入編)

(初出: 3 Dec 2002)
21 Feb 2004 libmad-0.15.1b-0.nosrc.rpm , libdvdcss-1.2.8-0.1.nosrc.rpm をアップ
18 Feb 2004 a52dec-0.7.4-0.nosrc.rpm をアップ

Linuxで動く(GPLの)DVDプレーヤーソフトとしてさきにxine を導入しましたが、一部のタイトルが再生できなかったのとフリーズもよくあるので、こんどは ogleを導入してみます。 一部のタイトルで日本語字幕を出すと確実に落ちるという現象が見られたので、 とりあえず落ちないように 応急のパッチを当てたものを用意しました。 4.x系のX、2.4系カーネルを採用しているVine Linux 2.6をベースにRPMを使って導入します。 なお、ogle とxine は共存できます。

goto DVDを見よう! / xine の導入 / ogle の導入 / mplayer の導入 / CSSについて

ソフトの導入

libdvdcssが Vineでリビルドできなかったので、specファイルなどを修整したものを作りました。 DVDドライブ購入時にこのリージョンコードが設定されていない場合、この設定をしてやらねばなりません。 この設定ツール regionset のRPMパッケージもこちらで作成しました。 一部のパッケージは xineでも使ったものと共通です。

  1. libxml2, libxml2-devel ... VinePlusにあり
  2. Downloadlibmad-0.15.1b-0.nosrc.rpm ... ソースの libmad-0.15.1b-tar.gz は Sourceforge あるいは MADのページから
  3. Downloada52dec-0.7.4-0.nosrc.rpm ... ソースの a52dec-0.7.4.tar.gz はliba52 projectから
  4. libdvdread-0.9.4-ogle1.src.rpm ... xineと共用。ogle projectから
  5. Downloadlibdvdcss-1.2.8-0.1.nosrc.rpm ... xineと共用。ソースの libdvdcss-1.2.8.tar.bz2 はVideoLAN から
  6. Downloadogle-0.9.1-0.1.nosrc.rpm ... ソースのogle-0.9.1.tar.gzはogle projectから
  7. ogle_gui-0.9.1-ogle1.src.rpm ... ogle projectから
  8. (オプション)Downloadregionset-20000215-0.src.rpm プレーヤーとは直接関係ない。xineと共用
  9. (オプション)xvattr-1.3-ogle1.i386.rpm プレーヤーとは直接関係ない ... ogle projectから

上記を順にリビルド、インストールしてください。 src.rpm,nosrc.rpmからのリビルドについてはこちらを参考にしてください。 ただし ogle-*.src.rpm だけは次のように --tergetオプションを付けてリビルドしてください 。

$ rpm --rebuild --target i686 ogle-*.src.rpm

出来上がりバイナリも ~/rpm/RPMS/i686 ディレクトリに書かれます。 この i686というのはCPUのアーキテクチャで、 コマンドラインから
$ uname -m と入力して出てくるものです。 自分のシステムに合わせて読みかえてください。 使えるのは i686 / i586 / ppc / sparc のいずれかで、i386 や athron には残念ながら対応していません。

(昔のバージョン)

設定

デバイスファイルの準備

ogleはデフォルトで /dev/dvd がDVDドライブを示しているものとして動作します。 DVDドライブがたとえば /dev/hdc であるとき、シンボリックリンクを張ってやります。 root権限で

# ln -s /dev/hdc /dev/dvd

SCSIに繋がっていたりSCSIエミュレーションを使っている場合はたとえば1台目のドライブならば /dev/scd0 であったりします。

1台のドライブをDVDとCDと兼用する場合は /dev/cdrom へも同じリンクを張っておくと便利です。 このリンクはふつう始めから作られているでしょう。

リージョンコードの設定

root権限で

# /usr/sbin/regionset /dev/dvd
を実行します。 すでにリージョンコードが設定されていればそれが表示されます。 このツールで変更もできますが、変更回数は通常5回程度以内に制限されています。 あと何回変更可能かはこのツールで表示されます。 日本のリージョンコードは[2]です。

使ってみる

DVDをドライブに挿入し、ogleを起動します。エラーメッセージを見るためにX上でktermやxtermなどのターミナルを起動し、コマンドラインで ogle と入力して起動してみます。 コントロールパネルの「File」→「Open disc」でDVDドライブからの再生となります。

xineで再生できなかった 『ハリー・ポッター』も ogle-0.8.5 で再生することができました! 本家のものは日本語字幕を選択するとしばらくして落ちてしまいますが ( タイトルにより落ちないものもある)、 パッチを当てたものでは取り敢えず問題なく再生できています。

rootユーザーなら視聴できて一般ユーザーでは問題が起こる場合は デバイスのパーミッションに問題があります。 シンボリックリンクではなく大本の /dev/hdc などが一般ユーザーから読み書きできなければなりません。(CSS鍵を渡すために書き込み権限が必要)。

ogle 関連リンク

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