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お家で使うLinux Tux

ワープロと表計算

19 Dec 2002 (初出: 1 Jul 2002)

ワープロと表計算ソフト、それにプレゼン用ソフトなどがセットになったものを Office suitと呼んでいます。 Linuxでこれに相当するものは有料のものに Hancom Office, Thinkfree Office, Star Suitなどがあり、 無料版として Open Office, Kofficeなどがあります。 Kofficeは統合ディスクトップ環境であるKDEと密接に結合しています。 KDEと並ぶディスクトップ環境であるGNOMEにもGNOME Officeというプロジェクトがあります。 これらの比較表などあ〜る・カーギシさんのページが詳しい。

Vine Linux 2.5ではGNOMEが標準となっていますが、 ワープロや表計算ソフトは本体には含まれていません。 GNOME Office を構成するソフトのうち ワープロソフトである AbiWordと表計算ソフトであるGnumericを導入します。 もちろん日本語も使えますが、縦書きや行末禁則処理など日本語に独特な処理はできません。 これらは不完全ながらMicrosoft WordやExelのファイルも開くことができます。

しかし家庭でこれらのソフトを使う機会はあまりないかもしれませんん。 年賀状やチラシ程度ですと Vine Linux など多くのディストリビューションで標準で入っている Tgif で間に合います。 Tgifなどドローイング・ソフトについては別にまとめてあります。

Vine 2.5/2.6 編

gnumericの導入

19 Dec 2002 現在、Gnumeric本家からstable最新版として配布されているgnumeric-1.0.11は .gnumeric 形式、XML形式の日本語ファイルが崩れてしまう不具合があります。 gnumeric-1.0.10以前を使うか、VinePlus/2.5にある gnumeric-1.0.12-0vl2 をお使いください。 (VinePlus/2.5にあるものは日本語対応済です)

Vine 2.5/2.6では apt-get で導入できます。

  1. Vine 2.5/では/etc/apt/sources.list の#VinePlus 2.5 for ***のrpm部# commentを外す
  2. (Vine 2.6 では # Vine Linux 2.5 FTP のところにmainとplusが同じ行に併記されています。)
  3. # apt-get update を実行
  4. # apt-get install gnumeric を実行
([vine-users:051112] Re: gnumeric 1.0.3 より)

apt-getを使わない場合 VinePlus/2.5 より

(各.i386.rpm/.ppc.rpm)を入手、 rpm -Uvh で導入します。

Guppi もインストールすると簡単なグラフも描けます。

Windowsなどで作られた日本語を含むexcelファイルを読み込むとフォント設定がうまく引き継げないために文字化けを起こす場合があります。 文字化けしたセルを指定し(めんどうくさければ全て選択) 「Kochi Gothic」など日本語が表示できるフォントに設定すれば読めるようになります。
2.5CR/2.6CRなど TrueType-kochiをインストールしていない環境では フォントを LX Gothicなどに設定し直すことで日本語表示できます。

abiwordの導入

Vine 2.5でabiword-1.0.1-0vl2は起動に失敗します。 abiword-1.0.2-0vl2以降を導入してください。

Vine 2.5用のabiwordには bonobo, gal, expat が必要ですが、 gnumeric 導入のさいに bonobo と gal は導入済みなので、 VinePlus/2.5 より

Vine 2.1.x 編

最新のソフトを入れるのにVineSeedやVineSeedPlusからSRPMを取って来てリビルドするのが常套ですが、GnumericやAbiWordはGNOMEを密接に結合しており、GNOMEのバージョンアップがたいへんなので、ここではVinePlus/2.1からバイナリを取って来て導入します。

gnumericの導入

VinePlus/2.1 より

(各.i386.rpm/.ppc.rpm)を入手、 rpm -Uvh で導入します。 -devel とあるパッケージはソフトの導入をいつもバイナリで行うぶんには必要ないのですが、今後関係のソフトをリビルドするさいに必要ですので、ついでに入れておきます。以下同じ。

abiwordの導入

VinePlus/2.1より

(各.i386.rpm/.ppc.rpm)を入手、 rpm -Uvh で導入します。 起動時に「Xのフォントパスを追加することができませんでした」という警告メッセージが出ますが、バグのようです。 日本語関係のフォントなどが正常に表示されることを確認したあとは、起動時のこの警告表示を抑制することができます。
abiwordのパネルから「ツール」→「設定」→「Preference Schemes」にある 「起動時にフォント警告を表示」のチェックを外してください。

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