Shino's Bar

お家で使うLinuxtux

Winmodemを使う

10 Nov 2002 (Origin: Apr 2001)

Linuxで使えるハードウェアは増えてきましたが、内蔵モデムはLinuxで使えないも のが多いようです。Windowsでしか使えない、いわゆる'Winmodem'。 この中で一部のものはLinux用ドライバも提供されています。Pctelのチップを使ったもの、Lucentのチップを使ったものについて入手法や RPMを作って導入する手順などを紹介します。

(参考リンク) 日本語訳は遅れているので、いずれも英文のものを参考にします。

PCTelチップ用ドライバ

(参考)自作パッケージ

Lucentチップ用ドライバ

ドライバの入手は LTModem Drivers for Linuxのページ(あるいはNew page)へ。

ltmodem-6.00??.tar.gzのbuild_rpmは引数なしで実行します。 またroot権限で実行しないと変なRPMができてしまいます。 日本語環境では「rpm build failed」のようなメッセージが出ますが、少し上のほうに
「書き込み中:/usr/src/redhat/RPMS/i386/ltmodem-xxxx-xxxx-x.i386.rpm」のようなメッセージがあればOKです。表示されたパスにあるバイナリパッケージをroot権限で rpm -ivh で導入してください。

RedHat 7.2など/usr/src/linuxがない場合は作ってやってください。ルート権限で

# cd /usr/src
# ln -sf linux-2.4.7-10 linux
'2.4.7-10'のところはシステムやカーネルの更新状況で違います。カーネルを入れ換えたた場合などはこの部分を変更したのち、rpm_buildからやり直してください。

Obsolute

Linmodem についての昔の記事です。
  1. ソースの入手

  2. Linmodem Resourcesのペー ジから持ってきます。2001年4月現在の最新版はltmodem-5.78e.tar.gz 。これは完全なソースではなく、ドライバのバイナリとパッチや周辺スクリプトを まとめたキット。
  3. アーキテクチャの確認

  4. 自分のシステムのアーキテクチャのを確認しておきます。 これは次ステップでRPM作成のさいのオプションとして使用します。
    $ uname -a
    Linux hoge 2.2.18-0vl4.2 2001年 4月 6日(金) 13時45分48秒 JST i686 unknown
    このi686の部分はシステムによってi386やi586などと変わるので、 これを覚えておきます。
  5. RPMの作成

  6. ダウンロードしてきたディレクトリに移り、展開します。 ltmodem-5.78eというディレクトリができるのでそこへ移り、rootになって、このディレクトリ内にあるスクリプトbuild_rpmを実行します。
    $ cd  (ダウンロードしたパス)
    $ tar xzf ltmodem-5.78e.tar.gz
    $ cd ltmodem-5.78e
    $ su
    Password: (パスワード入力)
    # ./build_rpm i686 # ←システムによって引数が変わります。
    
  7. RPMのインストール

  8. rootでRPMを作るとバイナリのrpmはVineなどRedHat系の場合 /usr/src/rpm/RPMS/i686(システムによりi386やi586など)に作られます。 それを見付けてインストール。
    # cd /usr/src/rpm/RPMS/i686
    # rpm -ivh ltmodem-*.rpm


依存関係で文句を言われたら

通常は以上のような手順でインストールすると/dev/modemにシンボリックリンクが 作られ、モデムが使えるようになります。 しかしカーネルをRPMを使わずにアップグレードしていると、依存関係で文句を言われ てスクリプトbuild_rpmが使えません。 この場合は少し手順を変更します。以下はVine-Linux-2.1.5をベースにkernel-2.4.3に入れ換えたシステムの例です。CPUはCeleronなのでアーキテクチャはi686となりました。

  1. ソースの入手
  2. は上と同じです。
  3. カーネルヘッダの準備
  4. $ uname -a
    Linux hoge 2.4.3 #1 2001年 4月 6日(金) 13時45分48秒 JST i686 unknown
    $ ls -l /usr/src/linux
    lrwxrwxrwx 1 root root 11 Apr  6 13:24 /usr/src/linux -> linux-2.4.3/
    この2つの結果が示すカーネルのバージョンが一致していなくてはなりません。 一致していない場合は/usr/src/linuxのシンボリックリンクを張り直します。 /usr/src/linux-2.4.3のディレクトリにカーネルのソースがあるという 前提です。 他のところにある場合はrootになって
    # mv (ソースのあるディレクトリ) /usr/src/linux-2.4.3
    などとして移動させておいてください。
    # rm /usr/src/linux
    # ln -s /usr/src/linux-2.4.3 /usr/src/linux
    カーネルのバージョン2.4.3はそれぞれのシステムに合わせてください。
  5. RPMの作成

  6. ダウンロードしてきたディレクトリに移って展開、 生成されるltmodem-5.78eというディレクトリへ移るところまでは同じ。 そのあと--nodepsオプションを付けてrpmを実行します。
    $ cd  (ダウンロードしたパス)
    $ tar xzf ltmodem-5.78e.tar.gz
    $ cd ltmodem-5.78e
    $ su
    Password: (パスワード入力)
    # rpm -ta --clean --target=i686 --nodeps ltmodem-5.78e.tar.gz
    i686 のところはシステムによって変わります。 なお、ダウンロードしてきたtar.gzを展開しでできたディレクトリの中に新しくでき るtar.gzももとのものと同じ名前になりますので間違えないように。 RPMを作ることができるのはこの新しいほうです。
  7. RPMのインストール
  8. は上と同様

17 May 2001 : このタイプのfax-modemのfax機能はmgetty+sendfaxなどのソフトでは動きません。HylaFAX、eFaxなど'クラス1'ファックスコマンドに対応したソフトが必要です。

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