Shino's Bar

お家で使うLinux tux

漢字キーを活かす

14 Jun 2002

初めてVine Linux 2.0 をインストールしたとき、日本語が入力できないので焦った。 なんのことはない、[Shift]+[Space]が日本語入力への切換えであることを知らなかっただけでした。 でも、なぜ[Shift]+[Space]が日本語入力への切換えなのでしょう。 Macでは[Appleキー]+[Space]がそうなっているのでそれに似せたのかもしれない。 Windowsでは[Alter]+[漢字]が普通。 ただし jp106と呼ばれる日本語キーボードの場合です。 多くのLinuxディストリビューションが[Shift]+[Space]を標準にしているのは[漢字]キーを持たないキーボードを考慮してのことでしょう。 しかし日本語キーボードを使っているとこの[漢字]キー(「半角/全角 漢字」 と表示されている)がせっかくあるのに、何も機能しないのは不自然です。 そこでこのキーを活かして日本語入力への切換えに使うよう設定します。

  1. Xで漢字キーを活かす
  2. /etc/X11/xinit/Xmodmap を覗いてみると、いくつかのキーがここで再設定されています。[漢字]キーの設定がコメントアウトされていたので、これを生かしてやることで漢字キーが有効になります。 ただしXを使っているときに限られます。

    /etc/X11/xinit/Xmodmap
    keycode 22 = BackSpace
    keycode 49 = Kanji
    keycode 111 = Print
    keycode 113 = Alt_R
    keycode 120 = Katakana
    keycode 129 = Henkan
    keycode 131 = Muhenkan
    keycode 133 = backslash bar
  3. 漢字キーでKinput2を起動
  4. /usr/X11R6/lib/X11/app-defaults/Kinput2 を覗くと

    *ConversionStartKeys: \
            Shift<Key>space \n\
            Ctrl<Key>Kanji

    となっていて、このままでも[Ctrl]+[漢字]で日本語入力への切り換えができます。Windowsと揃えて[Alt]+[漢字]が使えるようにするには

    *ConversionStartKeys: \
            Shift<Key>space \n\
    	Alt<Key>Kanji

    と書き換えます。あるいは次のようにすれば[漢字]キー単独で切換えできます。([Alt]+[漢字]でもOK)

    *ConversionStartKeys: \
            Shift<Key>space \n\
    	<Key>Kanji

    以上の変更後も[Shift]+[Space]は生きています。

  5. 変換操作時のキーバインド
  6. cannaのキーバインドは /etc/default.canna と ~/.canna で定義されています。 /usr/lib/canna/sample にいろいろな見本があります。 これを /etc/default.canna あるいは ~/.canna にコピーしてやればキーバインドが変更されます。 ~/.canna だけへのコピーだと、このユーザーだけの設定となります。

    Wnnなど他のFEPでのキーバインド変更の情報は他所を探してください。

  7. その他のプログラム
  8. Tcl/TkでのKinput2の起動は /usr/lib/tk8.0jp/kinput.tcl で定義されています。

  9. 参考ページ
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