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Linux奮戦記


5 Jun 2002 (origin:15 Aug 2001) Gimpのメニューとヘルプの日本語化

Gimp-1.2.x を glibc-2.1.3 の日本語環境下で使うと メニューの一部が欠落するという問題への対策。 また Gimpヘルプ翻訳プロジェクトの成果をGimp-1.2.x へ組み込む方法を公開します。

  1. glibc-2.1.3の日本語環境下でGimp-1.2.xのメニューの一部が欠ける

  2. (現象) Vine Linux 2.1.x や Kondara/MNU Linux 1.2, 2000 など glibc-2.1.3の日本語環境下に Gimp-1.2.x をインストールするとメニューの一部が欠落し、その機能が使えないという問題があります。

    コンソールから gimpを立ち上げ、[ファイル]→[新規]→[了解]で新画面を作ると コンソールに大量のエラーメッセージが出る。 新しく作った画面上でマウス右クリックで[フィルタ]→[強調]の中には[非シャープ化マスク]しかない。

    (原因と対策) この原因は glibc-2.1.3 の日本語処理が不完全であることに依ります。 対策としては Gimpの日本語メニューデーターを入れ換える ことでメニューの一部は英語になりますが、いちおう全機能使えるようになります。 gimp-1.2.3-0.nosrc.rpm(12 Mar 2002) をリビルドしてできる3つのrpmを順次導入してください。 Gimp本家からgimp-1.2.2.tar.bz2が必要です。

    旧バージョン gimp-1.2.2-0.4.nosrc.rpm(23 Oct 2001)

    その他に次のような方法がありますがお勧めしません。
  3. Gimp-1.2.xのヘルプを日本語に入れ換える
  4. Gimp-1.2.xのヘルプファイルは/usr/share/gimp/1.2/help/C/ のディレクトリにあります。 この内容を Gimpヘルプ翻訳プロジェクトから gimp-help-ja-xxxx.tar.gz をダウンロードして解凍したものと入れ換えてやると日本語ヘルプが使えます。ダウンロードしたディレクトリを /tmp として説明します。

     $ cd /tmp
     $ tar gimp-help-ja-*.tar.gz
     $ su                           (パスワードを入力し、rootになる)
     # cd /usr/share/gimp/1.2/help
     # mv C en                      ('en'の名前でディレクトリことバックアップ)
     # mv /tmp/gimp-help-ja-*/gimp-help/jp ./
     # ln -s jp C                   (C へのアクセスがjpへのアクセスとなるようにシンボリックリンクを張る)
     
    Windows版Gimpも C:Programg files\gimp\helpフォルダにあるフォルダ C を en に名前を変え、 gimp-help-ja-xxxx.tar.gz を解凍してできるフォルダの中から jpをコピーしてくるところまでは同じですが、 シンボリックリンクが使えないのでフォルダjpの名前をCに書き換えます。

  5. glibcのバージョンが2.2.xであるディストリビューションで日本語ヘルプを使う
  6. Red Hat Linx 7.1 や Kondara/MNU Linx 2.0 など ではすでに Gimp-1.2.x がインストールされており、メニューも正常に日本語表示されますが、 以下のパッケージにアップグレードすることでヘルプも日本語になります。このパッケージではシステムの環境が日本語以外の言語に設定されていると英語のヘルプが立ち上がります。
    VineのFTPサイトから VineSeed/SRPMにある gimp-1.2.3-0vl2.src.rpm をリビルドし、できた3つのパッケージを順次導入してください。

    旧バージョン gimp-1.2.2-0a4.nosrc.rpm (23 Oct 2001)

  7. nosrc.rpmからの導入法
  8. 一部のシステムではRPMのリビルドのroot権限が必要ですが、 RPMを一般ユーザーでリビルドできる環境を整えることをお勧めします。 以下、そのような環境を想定して説明します。

    1. gimp-*.nosrc.rpm を適当なディレクトリにダウンロードします。
    2. Gimp本家からgimp-1.2.2.tar.bz2をダウンロードし、 ~/rpm/SOUCES に置きます。 (root権限でリビルドする場合は /usr/src/redhat/SOURCES)
    3. gimp-*.nosrc.rpm のあるディレクトリで、
    4.          $ rpm --rebuild gimp-*.nosrc.rpm
    5. ~/rpm/RPMS/i386 に移動します。 (root権限でリビルドした場合は /usr/src/redhat/RPMS/i386) gimp-1.2.2-0a3.i386.rpm, gimp-lib-1.2.2-0a3.i386.rpm,gimp-devel-1.2.2-0a3.i386.rpm 3つのバイナリができているはずです。
    6. rootになって、上記3つのバイナリを導入します。
    7.          $ su
      	 $ password: ルートのパスワードを入力
      	 # rpm -Uvh --force gimp*-1.2.2-0a3.i386.rpm

    (参考リンク) RPM rebuild Tips by sagami

  9. gimp-1.1.x→1.2.xへのアップグレード時の注意

  10. gimp-1.1.x→1.2.xへアップグレードする場合は, xsaneなどgimpに依存するパッケージはいったん削除し、gimpアップグレード後にxsaneなどのSRPMからリビルド、導入し直してください。

  11. 著作権:
  12. これらのパッケージの配布条件はGNU GPLおよびLGPLです。
  13. 参考リンク
  14. (5 Jun 2002 更新)
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