アーティストのひろせさんは、ただいまロンドン留学中。現地で見たアート・シーンをレポートします。
みなさま、こんにちは。ひろせは毎日ぶらぶらとロンドンのギャラリーやマーケットを
歩いてまわっています。噂には聞いていましたが、ロンドンのマーケットは
本当にいかしてます。見てるだけでも一日楽しめます。
ひろせの art lonon 01 - 18 Sep 1999
いっぺんには書ききれないけど、とりあえずart lonon 第一弾です。
art lonon というのはロンドンのギャラリーガイドの名前です。
手のひらサイズのグレーの本で、WhitechapelやICAなどで売ってます。
(値段は£8.00、学生は£7.20です)
ロンドン市内のコンテンポラリー・アート・スペースを網羅してある
とってもナイスな本です。
サブタイトルが、a guide to contemporary art space、そのまんまですね。
exhibitionのスケジュールについては各ギャラリーに、二色刷りのものが
置いてあります。かなり大まかな地図が載っていて、ただでもらえます。
art lonon は地図は載ってませんが、各ギャラリーの紹介文、アドレス、
電話番号、最寄りの地下鉄(TUBE)の駅、バスのナンバー、そして
ギャラリーの写真が載っています。エリア別に分けてあって、後ろに
ギャラリー名とアーティスト名のIndexがついていて、なかなか便利です。
ここ一週間ほどは、east endと中心部のギャラリーをこつこつまわってきました。
その中からいくつかピックアップして紹介していきます。
まずは、east end から。
- Whitechapel
TUBEのAldgateEastの改札を出るとすぐ隣にあります。
云わずと知れた大きな画廊です。
11月7日まで、Boettiという人の展覧会をしています。
主にテキスタイルの技法を使ったコンテンポラリーアートの人です。
国旗模様の世界地図のタペストリーは見覚えのある方もいるのでは?と思います。
1階と3階にギャラリーがあり、2階はカフェになってました。
ブックショップもあって、さすが、という感じです。
- Matt's Gallery
Mile Endから歩いて15分くらい。公園を横切って行くと、Copperfierd Roadという
人通りの少ない道があって、そこに面しています。回りは工事中のところが多くて、
ちょっとわかりづらいとこです。見つけるのに苦労しました。
場所はマニアックですが、かなり老舗の画廊みたいです。
Richard Wilsonという(水戸にも来たことがある)人なんかが
展覧会をしている所のようです。
若手の作家のサポートにも力を入れてるみたいで、
ひろせもこんな所で発表できたらな、と、思いました。
12畳くらいの部屋に、これまでギャラリーで扱った作家の本が並べてあり、
部屋の真ん中の机で読めるようになっています。もちろん買うこともできます。
スペースの雰囲気についてはRichard Wilsonの作品集(窓が飛び出してるやつとか、
床に机が埋まっているやつ)を見ればわかると思います。
まあまあ広くて、天井も高いです。
- Camerawork
Roman Road(名前がいいですね)という大きな通りに面しています。
私が行ったときはexhibitionはやっていませんでした。
でもまあ、名前から想像して写真のギャラリーだと思います。
何人か画廊関係者らしき人がいて、ひとりはフォトグラファーの人でした。
表がガラス張りで外からも見え、明るくてきれいなギャラリーでした。
どんなexhibitionをやるのか、楽しみです。
- The Approach
住宅街のパブの二階にあります。パブの中の階段を上がると、長方形の天井の高い部
屋が
あります。狭すぎず、広すぎず、ちょうどいい大きさです。床はフローリングで、
塗装はしてなかったような気がします。
- Interim Art
地図を頼りにやっと見つけたと思ったら、引っ越しをしてました。
ペンキの刷毛を持ったお兄さんが、引っ越し先の住所を教えてくれ、
それを頼りに探し当てました。Bethnal Green駅からCambridge Heath Roadを
南に向かって歩き、そこから一筋西のHerald Streetという細い道に入ってすぐで
す。
今回は、大きな写真の展覧会をしていました。写真は、ひろせの好みではなかったの
で
ノーコメントにしときます。
- Modern Art !nc
一階の手前と奥にこじんまりとした部屋がふたつ。
地下では、コレクションの常設展示らしきことをしていました。
ドアをあけると犬が出迎えてくれました。
作家の犬なのか、画廊の犬なのかわかりませんが、おとなしくてかわいい犬でした。
exhibitionは若い女の子のドローイング展でした。
- The Agency
Old Street駅からあるいて7、8分。ビルの二階にあります。
天井は低いのですが、日当たりが良く広さもちょうど良くいい感じの所です。
ドイツ人(だと思う)の二人展(平面と立体)をやっていました。
〜付け足し。
east endのギャラリーにはeast endのギャラリーマップが置いてあります。
黄色と黒の二色刷で各ギャラリーでもらえます。
それとロンドンの画廊は、入り口に鍵が掛かっているところがけっこうあって、
そんなときは、ベルをならして、Do you have exhibition ?
と聞くと中に入れてもらえます。
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